スマホやパソコンをよく使用する肩こりでお悩みの方へ
肩の周りには様々な筋肉が重なり合ってついています。だからこそ、肩は凝りやすいのです。
また、肩や首をすくめたままのデスクワークやスマートフォンの操作などによって、その姿勢がこりを強め、肩まわりの血流が悪くなります。身体は繋がっているので、脳や全身の筋肉にも影響がでてきてしまいます。
長年の習慣の中でできた体の癖が蓄積すると、体の中でよく使う筋肉とあまり使われない筋肉の差が大きくなり、筋肉の偏りができてきてしまします。動きが不足しすぎていても強い筋肉に引っ張られ、筋肉と筋膜で癒着も生じやすくなります。それによって引き起こされる不調の例として肩こりがあげられます。
例えばパソコン作業作業をすると、肩と手が前の方にくるので猫背の状態になりがちです。
そうすると、体の前側の筋肉は縮んだ状態でかたまり、首から肩にかけてある僧帽筋は伸びた状態になります。どちらも血行が悪くなり、歪みや不調に繋がります。
肩こり解消の為には、伸びた筋肉、縮んだ筋肉を積極的に動かして、血液の循環を高めることをお勧めします。
肩がこったと感じ始めたらいつでもできる「肘回し」をご紹介します。
1.両手の指先を肩にのせる
2.肩甲骨を意識して、息を吸いながら肘を前から上とあげる。息を吐きながら、横から後ろへ大きな円を描きながらおろしてくる。
座った姿勢でも、立ち姿勢でもOK
※ゆっくりとした動作5~10秒くらいかけながら行う
肩甲骨まわりをしっかり動かすことで、体全体の代謝を高める効果もあります。
お仕事の合間やコリを感じたときなど、普段から積極的に動かしていくことをおすすめします。