首こりでお悩みの方へ
スマホやパソコンを使う事が多い現代、どうしても首こり、肩こりでお悩みの方も多いはず‥
長時間の同じ姿勢、パソコンやスマホを使うことが多いと、首の筋肉が緊張して血のめぐりが悪くなります。
そして疲労物質が溜まり、首こりの原因となります。
首は細い骨と筋肉で約5キロほどある頭を支えている為、疲れが溜まりやすい場所です。
首こりをそのままにしておくと、知らず知らずのうちに疲れが溜まり肩まで広がってしまうこともあります。
更に、動きずらくなった首の動きをカバーしようとして、痛みとして出やすい腰や膝など他の部分に影響が出てしまうこともあります。
そんな方にオススメの首こり対策をお伝えします。
1、首を温める。
温めたタオル、温熱シート、ストールなどを使って首を温めることで、血の巡りが良くなり疲労物質が流れやすくなります。また、血液とともに酸素や栄養が届けられ、首の筋肉がほぐれ、回復しやすくなると考えられています。
また、入浴時には首までお湯につかって全身を温めることで、首こりとともに1日の疲れを解消していきましょう。
2、首のこりにオススメのヨガポーズ(ウサギのポーズ)
①、四つんばいの姿勢から、膝を腰幅程度に開き、床に肘をつき、おでこを床に付けます。
②、少しずつお尻を上へ持ち上げていきます。余裕のある方は背中で両腕を組んで、少しずつ上に上げていきます。天井へ組んだ手がまっすぐ上がるように意識します。
③、②の動作を行いながら頭頂部を床に付け30秒ほど自然呼吸を行います。
頭頂部にある「百会のツボ」を刺激することによって全身の血流が促されます。疲れが溜まりがちな目のまわりや表情筋の緊張が緩みます。自律神経系の不調や不眠、ストレスなどの改善を手助けするといわれています。
首こりだけではなく、肩こりにも効果的なポーズです。
慢性的な痛みになっている方、三半規管の弱い方は無理のないよう、心地よく感じられる範囲の動きから行いまよう。
身体は繋がっています。
首こりを解消するためには特に上半身が大切で、肩甲骨の可動域を広げることも必要となりますが、
全身の筋肉・骨格が正しい位置にいくこと、背骨の歪みを整えることも重要になってきます。
辛い首こりのある方は、多かれ少なかれ他のバランスも崩れてきていると考えられます。
布団の上や畳の上で無理せず継続していただきながら、徐々にポーズの幅も広げ、姿勢をただし、
身体の不調を改善していきましょう。