新茶の季節ですね♪
お茶をのんでホッと一息。食事には欠かせない。という方も多いのではないでしょうか。
新茶のおいしいこの季節。
今回は改めて緑茶の持つ力についてお伝えしていきます。
お茶には代表的な3つの成分があります。
まず一つ目に有名な “カテキン類”
お茶特有の渋味や苦味を感じさせる成分で、抗酸化物質であるポリフェノールの一種です。
主な効果としては
〇抗酸化作用
〇抗菌作用(食中毒菌、コレラ菌、O-157など)
〇紫外線吸収作用
〇肥満予防
〇抗がん作用(消化器系・肺・脾・腎・乳腺・皮膚がんなど)
〇コレステロール低下
〇血圧上昇抑制
〇虫歯予防
〇抗ウイルス(インフルエンザウイルス、ヒト免疫不全ウイルスなど)
〇腸内細菌改善
〇抗アレルギー
〇消臭
二つ目に、“テアニン”(アミノ酸類)
紅茶や烏龍茶にはない、緑茶に特有の成分です。
アミノ酸は10数種類~20種類ほど含まれ、その大半を「テアニン」が占めています。
上品な甘さやうま味があるのが特徴です。
主な効果としては、
〇リラックス効果
〇抗ストレス作用
〇記憶力改善作用
〇睡眠の質の改善
〇認知症予防
〇カフェインによる交感作用の抑制
三つ目に、“カフェイン”
カフェインには中枢神経を興奮させる作用がありますが、麻薬のような中毒性はなく、手軽にリフレッシュできるのが大きなメリットです。
主な効果としては、
- 〇覚醒作用
- 〇作業速度の向上
- 〇利尿作用
コーヒーのイメージが強いカフェインですが、緑茶にも含まれています。
カフェインにはお伝えしたように、様々な良い効果がありますが、摂り過ぎには注意が必要。
東洋医学の考えですと陰性の飲み物にはなるので摂りすぎると冷えの元にもなります。
また極端な量を摂取すると、神経過敏や、嘔吐、胃腸症状などがあらわれることもあります。
何事もほどほどに…緑茶に限らず偏った飲食はひかえましょう。
なんだかやる気がでない…五月病対策にも
新年度から約1か月が経過し、緊張や疲れがピークに達するこの時期。
5月の連休を機に張りつめていた糸が切れ、憂鬱になる なんとなく体調が悪い 会社に行きたくない
なんだか気分が優れないなど『五月病』といわれる症状が出ることがあります。
先ほどお伝えしたように、紅茶や烏龍茶にはない、緑茶に特有の成分「テアニン」には
脳や神経細胞の興奮を抑えて、睡眠を改善する作用があります。
また、脳内で作用して、意欲を改善する効果があり、五月病対策にもつながります。
『カテキンの渋みで生活習慣病の予防とアンチエイジングに!』
『テアニンのうまみで五月病などのこころの問題の解消に!』
緑茶のチカラを味方につけて、健康な身体を目指しましょう♪